A:片手デバイスは「片手で扱える装置」の事を指します。そのため、CLIP STUDIOを販売しているセルシスが作ったお絵描き専用片手デバイスもあれば、2000円台で買えるテンキー、果てはNintendo SwitchのJoy-Conでも片手デバイスとして扱うことが可能です。

ポイントは「デバイスの動作に使いたいツールの動作を割り当てる」という所。テンキーを例に取ると、「1を押したらレイヤーの切り替え」「5と6で拡大縮小」という感じで操作を割り当てていく必要があります。そのため、まず「自分が使っているソフトでよく使うツールのキーボードショートカット」をきちんと理解しなければいけません。

設定はちょっと面倒ですが、一度割り当てるとボタンやスティックの動作一つで使いたいツールが使えるので、効率はぐんと上がります。また、「テンキー買ったけどそんなにボタン使わないな」「結局SwitchのJoy-Conが一番自分に合ってた」という事もあるため、自分がどんなキーボードショートカットを普段使っているか見直してみるとよいでしょう。